こんにちは、山口です。
今回は、マイニングシティというマイニングサービスについて調査します。
マイニングシティは、暗号資産のマイニング投資プラットフォームとして一時期注目を集めました。
しかし、現在では「出金できない」「飛んだ」「詐欺」といった評判で騒がれています。
本記事では、マイニングシティの基本概要から現在の状況、出金問題、詐欺の真相、さらには松岡誠という人物について詳しく解説します。
もし、不安やお悩みがあれば、気軽にご相談ください。
マイニングシティとは?基本概要のおさらい
マイニングシティは、暗号資産を活用したマイニング投資プロジェクトとして2018年頃にスタートしました。運営会社はProphetek Limitedとされ、ビットコインや他の暗号資産を共同でマイニングし、その収益を投資家に分配するビジネスモデルを採用していました。
マイニングシティはクラウドを活用したマイニングサービスとされていますが、
その特徴や仕組みはこのようになっていました。
- クラウドマイニング 個人が高額な設備を用意する必要がない。
- 投資額に応じた配当 参加者が購入したパッケージに応じて収益を受け取る。
- グローバル展開 複数の国で事業を展開し、多くの参加者を募る。
しかし、このビジネスモデルは一見合理的に見えますが、
実際には「高利回り」を謳う案件には注意が必要です。
特にマイニングの収益性が急激に低下した際、投資家への配当が滞るリスクが高まります。
この点は他の同様の投資スキームでも問題視されてきた要素です。
さらに、マイニング事業の特性上、収益は暗号資産の価格変動に大きく依存します。
そのため、投資家は「安定した収益が保証される」という誤解を持ちやすいのですが、実際には不確定要素が非常に多い点を理解することが重要です。
マイニングシティの現在の状況
現在、マイニングシティは大きな問題を抱えています。2020年11月以降、ビットコインのマイニングが停止したという報告があり、これにより多くの投資家が収益を得られなくなりました。
マイニングシティの問題点としてはこれらが挙げられます。
- 出金停止 投資家が利益を引き出せない状況が続いている。
- 運営側の沈黙 公式からの明確な説明がなく、信頼が低下。
- 債務超過の疑惑 CEOが資金難を認める動画が公開されており、経営状況の悪化が明らかに。
これらの問題に対して、多くの投資家が「このような事態になる前に気付けなかったのか」と後悔しています。
特に、運営が配当停止を事前に公表しなかった点は、投資家の信頼を完全に失わせる結果となりました。
マイニングシティのようなプロジェクトでは、透明性の欠如が最大のリスク要因です。信頼できる投資案件かどうかを判断する際には、運営会社の財務状況や配当の仕組みについて詳しく調べることも大切ですね。
マイニングシティは出金できないのか
マイニングシティの利用者らから「出金できない」という事態が発生していますが、多くの投資家が出金申請を拒否されたり、遅延したりしているとの報告があっています。
マイニングシティの出金問題に関しては、まず、事業の根幹であるマイニング活動が停止したことで、新たな収益源が完全に失われている可能性が高いでしょう。通常、投資家への配当は新規参入者からの資金を一部利用して補填されるポンジ・スキーム的な要素が強く、この仕組みが破綻したと考えられます。
また、運営会社の資金管理にも大きな問題がありました。
公式には詳細が公開されていませんが、多くの報告によると、会社の資金が適切に配分されず、一部の資金が他の目的で使われた可能性が高いです。
暗号資産関連事業への規制が厳格化される中、国によってはマイニングシティの運営資金が凍結されたとの情報もあります。
これらの要因が重なり、投資家の出金ができない状況となっています。
マイニングシティは飛んだのか
出金不可が続いているため「マイニングシティ 飛んだ」という噂が増えていますが、
残念ですが、マイニングシティは飛んだ、可能性が非常に高いと見ています。
飛んだとされる理由は、運営からの連絡が一切ない点や、資金の行方が不明なまま変わらない点があります。
公式サイトやサポート窓口が閉鎖されたとの報告があったことや、投資家の資金がどこに使われたのかが明確でないため、飛んだ可能性が高い状況です。
過去に、詐欺で飛んだマイニングや投資関連の案件も同様の流れでした。
「飛んだ」とされる背景には、投資家自身が過度な期待を持ちすぎた点もあるのではないでしょうか。
特に、運営側が具体的な財務状況を開示しない場合は要注意です。
マイニングシティ 詐欺の真相
マイニングシティが詐欺である可能性は非常に高いでしょう。
運営側が出金を停止し、さらに音信不通の状態が続いている点からも、詐欺的な手法が疑われます。
特に、高利回りを謳い投資家を引き寄せた後、資金が不明瞭な形で消失していることは、典型的なポンジ・スキームによる詐欺の特徴と言えます。
もともとマイニングシティでは、収益モデルの不透明性や過剰な高利回りを謳っていた点で問題視はされていましたが、飛んだことからポンジスキームの詐欺の可能性が高いと考えられます。
マイニングシティの投資案件は信頼できないと言わざるを得ません。
運営の沈黙や資金の行方不明は、詐欺の典型的な兆候であり、注意を払うべきポイントです。
マイニングシティジャパンと松岡誠についての解説
マイニングシティのプロモーションを日本で展開する中心的な存在が「松岡誠」という人物ですが、彼が運営しているとされる「マイニングシティジャパン」というウェブサイトについても多くの疑念が寄せられています。
マイニングシティジャパンの実態
「マイニングシティジャパン」は公式サイトを名乗り、日本国内でマイニングシティの普及活動を行っているように見受けられますが、
サイト内容や動画には「Team松岡」という表記があり、この活動の中心人物が松岡誠氏であると推測されています。
日本向けに行なっているマイニングシティジャパンは非公式の可能性が高いということです。
サイト内では、マイニングシティの登録方法や報酬プランが説明されている一方で、
その運営者の信頼性については一切触れられていません。
この点からも、投資家に対する透明性が欠如していると言えます。
松岡誠の評判と過去の悪質性
松岡誠の過去を調査すると、「川田誠」や「川田真琴」という名前で活動していた時期があることが分かっています。これらの別名で、過去に金融商品関連の案件で行政処分を受けていたことも確認されています。
具体的には、以下のような行為が問題視されています。
- 説明通りの運用が行われない海外投資案件への勧誘
- 集めた資金を投資以外の目的で使用
- 根拠のない高い配当利回りを謳い、投資家を勧誘。
これらの行為により、松岡氏は信頼性を大きく失い、現在の名前に変更して活動していると考えられます。
過去に重大な問題を引き起こした経緯を隠しながら活動を続ける人物に対して、
投資家が注意を払うべき理由は明白です。
マイニングシティジャパンも同様、悪質な詐欺の可能性が考えられます。
マイニングシティの調査結果をまとめると
マイニングシティが出金できない状況は、残念ですが変わっておらず、詐欺で飛んだ可能性が高いことが判明しました。主な原因は、運営側の資金繰りの悪化と事業停止にあります。
ここまでの鑑定結果をまとめると、
- マイニングシティは、出金停止やマイニング活動の停止のまま飛んだ可能性大
- 規制当局の介入も重なり、出金できない問題は解決しない可能性大
- 資金の持ち逃げによる詐欺行為だった可能性が高い
これらのことがあるため、マイニングシティはおすすめできません。
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